みなさんこんにちは。

特命探偵事務所のCode name.505です。

さて、現役探偵が語る凸と凹第六話は、不倫の代償についてお話しいたします。

配偶者の不倫や浮気を調査して、不貞の事実が明らかとなった場合、依頼人は配偶者やその交際相手に対して慰謝料を請求するのが、社会通念と言えます。

慰謝料とは?

みなさんは、慰謝料という文言を辞書で調べたことがありますか?

誰もが周知している広辞苑で、「慰謝料」という文言を調べてみると、「相手の気持ちを敬い、慰めるための金員」とあります。 

違法行為(不貞行為は民法上の不法行為)などによって、損害を被り、精神的な苦痛を受けた被害者に慰藉(いしゃ)する目的で、支払われる金銭的償いが慰謝料なのです。

慰謝料の相場は?

慰謝料の相場はいくらくらいですか?という質問を耳にする機会は多いですが、私ども探偵は裁判官でも弁護士でもないので、具体的な慰謝料の額をお話することはできません。

世間一般的に、配偶者の不倫が原因で離婚に至る場合、福島県の慰謝料の額は、300万円くらいと聞いております。

これには、諸説はありますが、東京都の年間事業者収入合計199兆6868億円に対して福島県内の事業者収入合計4兆9009億円、一人当たりの県民所得が東京都では平均年収534万8000円、福島県は平均年収300万5000円といった、首都圏と地方の格差が慰謝料の相場にも顕著に現れているようです。

慰謝料の負担割合は?

上記「慰謝料とは」にあるように、慰藉する目的で支払われる慰謝料は、損害や精神的苦痛を与えた人すべてを表し、不倫の場合、配偶者と交際相手の2人になりますので、慰謝料の負担は2人で◯◯◯万円となります。

慰謝料の負担割合は、「誘引性」(どちらが相手に対して性的な刺激与えて誘ったか)が焦点になるようですが、どちらも同時に、且つ合意の上となれば、5:5の負担割合になるのでしょうけど、これも諸説によるものですが、不倫した男女の過失割合は、交通事故のように「後ろから突っ込んだ方が悪い」という見方で、男性6に対して女性4という見立てや、男性7に対して女性3という過失割合の傾向があるようです。

これらの諸説を例えれば、慰謝料の額が300万円で過失割合が7:3の場合だと、男性210万円、女性90万円の慰謝料負担といったところでしょうね。

代償は金銭だけじゃない

最初は、ちょっとの寂しさを埋めるために、ドキドキやスリルを求め、性的感情や欲求を満たすために、浮ついた気持ちを露呈して、不埒な関係に発展。初めは罪悪感や贖罪意識があるものの、その感情は次第に薄れてしまい、やがて本気になるもの。

慰謝料のお金を払えば済むもの?

いいえ、それだけで済むものではありません。

お互いが既婚者である場合のW(ダブル)不倫は、相手の配偶者からも慰謝料を請求されるケースもあり、結果的に過失割合の負担では済まず、お互い請求された慰謝料100%を支払うケースも珍しくありません。

また、なかなか離婚の諸条件が整わず、その間の婚姻費を支払わなければならなかったり、親権問題でも不利になることも少なくありません。

違法行為で、楽しいことや気持ちいいことの後には、大きな代償が待っているのです!

お金が無いから払えない

慰謝料の請求をすると、「お金が無いから払えない」まるで教科書に書かれているありきたりな回答をする人がいると、よく耳にします。

被害者感情からすれば、「だから何ですか?」と言いたくなりますよね?

だから何ですか?…慰謝料の額を下げてくださいなのか、支払い方法を一括ではなく分割にして欲しいのか、支払う時期を待ってくださいなのか?ということでしょう。

お金が無いから慰謝料が払えない=無罪(0円)が認められれば、法治国家である日本で、民法上の不法行為によって損害を被り、精神的な苦痛を受けた被害者に慰藉(いしゃ)する目的で、支払われる金銭的償いは、お金が無いから支払われなくて良いのでしょうか?

百歩譲って、お金が無いから支払えない!と言った方は、「お金が無い」ことをどうやって証明するのでしょうか?やはり、口頭ではなくエビデンスとなる収入証明(源泉徴収票や給与明細)、預貯金がないのなら、全ての銀行口座(取引履歴や残高が分かる物)を裁判所に提示する必要があると思います。

口先だけで、「お金が無いから払えない」ではなくお金が無い証明を示してから話して欲しいものです。

お金が無い人が、配偶者以外の異性とお買い物デートしたり、食事したり、ラブホ行ったり、これまで好き勝手なことを繰り返して、自身の立場が悪くなると「お金がない」という都合の良い解釈でその場をやり過ごすは、世論的に通る言い訳なのでしょうか?

今、お金がないのなら、これからどうやって償っていくのか、建設的な話をしていただきたいものですね。

現役探偵の凸(デコ)と凹(ボコ)ブログ第六話「不倫の代償」についてお話しさせていただきました。 今現在、配偶者の不倫の疑いで悩まられている方や、不倫を知りながら将来の不安を抱えて調査に踏み切れず、日々苦しんでいる方も多いかと存じます。 ご自身だけならまだしも、お子さんがいらっしゃれば尚更、決断が鈍る気持ちよく分かります。 弊社では、調査をするしないに関わらず、不倫で悩まれてる方のお話しを無料でお聞きしております。

辛いなぁと思ったら、お気軽にお電話ください。

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